中川 朝子氏

2017年9月20日
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お名前等

お名前:中川 朝子

フリガナ:ナカガワ アサコ

所属事業所名:国立大学法人三重大学

肩書:施設部施設管理チーム係長

中川朝子氏

プロフィール

男性の職場と思われがちな施設部に勤務する設備設計一級建築士の資格を持つ技術職員です。大学は文学部でしたが、建築物に興味があって建築の専門学校で学び直し、その後、東京の設計事務所でキャリアをスタートさせました。結婚を機に三重県に移り住み、名古屋の設計事務所でキャリアを重ねました。5年前、次男誕生をきっかけに地元の三重大学で働くことになりました。

津市内で夫とともに小学生2人の息子の子育てをしながら働いているワーキングマザーです。この夏の休日は子供たちと安濃の里山や偕楽公園で虫取りをして楽しみました。

チャレンジャーズ・アワード2017に向けて

中川朝子氏

三重大学は「世界に誇れる環境先進大学・環境の文化が根付く大学」を目指しています。そんな三重大学のキャンパス内には風力発電があります。出力300kW、高さ58m級の風力発電がキャンパス内にあるのは国内で唯一三重大学だけです。

 

これは環境への取組のひとつであるスマートキャンパス事業で設置したものです。CO2削減に大きな成果をあげたスマートキャンパス事業に続き、三重大学の新たな環境への取組として、私が企画・提案したのが「三重大学省エネ積立金制度」です。

 

この制度は設備の省エネ改修を計画的に効率よく進めるための制度で、他大学の取組を調べ、考え、提案し、今年度より実施をしています。三重大学の設備改修によって削減できるCO2は地球規模の温暖化防止にとっては少ないかもしれません。しかし、この取組は社会の地球温暖化対策のひとつのモデルになりうるものと信じています。

 

今回このチャレンジャーズ・アワードに参加できることになり、なぜ私がこの地球温暖化防止にむけて挑戦をしているのか、皆様にお伝えしたいと考えております。