ママが集う『育休カフェ』を主宰。キャリアを未来へ繋げよう!

2019年2月1日
office

加藤 果林さん / KARIN KATO

ミサワリフォーム関西中部株式会社(四日市市)
リーダー
業種:建築一式工事

PROFILE

大学卒業後、1996年にミサワホームグループの三重支店に入社。新築住宅の営業時代に結婚・妊娠・出産。社内第1号の育休取得者となり、同じ職場へ復帰した。子どもの小学校入学を機に法人向け営業部へ異動し、その後現社へ転籍。女性スタッフで運営するリフォームサロンの店長を経験後、2017年に第2子を出産。育休中に『育休後アドバイザー』の資格を取得。同年より鈴鹿市にて、育休ママ向け座談会『育休カフェ』を主宰。

私の使命

仕事と育児の両立を模索し、勤続23年

加藤さんがミサワホームグループに入社したのは1996年。「当時はまだ“女性社員は寿退社”という風潮でしたが、私は仕事を続けたいと思っていました」。加藤さんは2002年に第1子を出産。この時、産休・育休取得者の社内第1号になりました。復帰後は両親・託児所・保育園と頼れるものをフル活用し、住宅営業マンとして土日も勤務。“小1の壁”に当たった2008年には、日曜定休の法人営業部に異動。その後、ママ友に助けられながら夜間学校に通い、二級建築士資格を取得。勤続23年を迎えた現在は、住宅のリフレッシュから、耐震・エコ・ユニバーサルデザイン改装まで、住宅リフォーム全般を手がける部署で活躍しています。

育休ママの味方!『育休カフェ』を発案

住宅・商用施設の新築営業や、リフォームサロンの店長など、さまざまな仕事を経験した加藤さんに転機が訪れたのは42歳の時。「第2子を妊娠・出産しました。昔よりずっと充実した社内制度を、この時は利用させてもらいました」。育休中に加藤さんが注目したのは、自身の経験を生かした社会貢献活動。乳幼児ママの社会参画に取り組む鈴鹿市のNPO法人『マザーズライフサポーター』の活動にボランティアとして参加し、「会社勤めを続けたいママの力になれるはず」と気づいたといいます。2017年10月に育休ママが集まる座談会『育休カフェ』を開催し手応えを感じた加藤さんは、定期開催を決定。毎月第4木曜日に『育休カフェ』を開いています。

私流リーダーシップ

女性みんなに伝えたい「会社を続けよう」

『育休カフェ』は座談会スタイルで、復職を控えた来訪者の疑問や悩みに応えられるよう、加藤さんは『育休後アドバイザー』の資格も取得しました。『育休カフェ』の話題は主に、鈴鹿市の“保活”の情報交換、復職前の面談で上司に伝えるべきポイントなど。「働く女性が珍しくなくなった今でも『部署内に育休取得者が他にいない』という声が多く聞かれます。これには私も驚きました」。上の子が高校生になった加藤さんが、積極的に呼びかけていることが一つあります。「会社をやめずに子育てしよう。子どもの夢を応援するにも、お金は必要です」。自身の経験と最新の情報を元に、仕事も子育ても自分らしく続ける方法を、加藤さんはママたちと一緒に考えます。

上司側の視点もまじえ、働き方を考える

課長や店長も経験した加藤さんは、管理者の苦悩も参加者に伝えるようにしています。そして同じママとして “マミートラック”の危険を説きます。「自分の正当性ばかり主張していると、いつか面白い仕事が回って来なくなるよ」。そうならないための方法を一緒に考えます。鈴鹿市で始まった『育休カフェ』は、他市に広がる兆しもあるとか。「『チャレンジャーズ・アワード2018』で私の取組を知った勤務先が、興味を持ってくれるように。自社のショールームを使うなど、新たな企画を検討中です」。『育休カフェ』で会社員ママの心が楽になることを願い「できることは何でもお手伝いします」。加藤さんは『育休カフェ』の開催を広く呼びかけます。

社外メンターとして

お話&アドバイスできる内容

■キャリアアップ・キャリアデザイン
■仕事と家庭の両立

講演実績

2017年 育休ママのつどい「ママのこれからの働き方」(自身が主催者)

こんな講演・相談に対応できます

■女性活躍の意識啓発
■キャリアデザイン(出産・育児期)
■育児中の女性社員のホンネ実例
■仕事と育児を両立させるポイント

所属事業所概要

ミサワリフォーム関西中部株式会社
三重県四日市市赤堀2丁目6-19
http://reform.misawa.co.jp/kansai-chubu/
社員数:175名

私の癒し

 もうすぐ2歳になる第2子の育児です。42歳で妊娠が発覚した時は、私も会社のみんなもビックリ! この子のおかげで『育休カフェ』が生まれ、1つの会社しか知らなかった私の世界がぐんと広がりました。

2018年11月 取材

インタビュー概要PDFはこちらから>>